BOSTONスカルプエッセンスをレビュー! 使い方や効果、副作用は?

ズルすぎる育毛剤が登場してしまいました!
その名は「BOSTONスカルプエッセンス(ボストンスカルプエッセンス)」
BOSTONスカルプエッセンスの最大の特徴はピディオキシジルが配合されているところです。
ピディオキシジルは、別名ミノキシジル誘導体と言って、ミノキシジルと非常に良く似た構造を持つ成分です。
偶然ミノキシジルと似た成分が見つかったわけではなく、ミノキシジルを元に改良を加えて誘導体にしたものがピディオキシジルです。
ピディオキシジルはミノキシジルの欠点である副作用を取り除くことに成功しました。
キャピキシルだけでも十分な効果があるのに、それに加えてミノキシジル誘導体であるキャピキシルまで配合されているのですから、まさに「鬼に金棒」状態です。
それってズルすぎる!というのがBOSTONスカルプエッセンスに対する私の第一印象でした。
果たして、その第一印象は正しかったのか?
ボストンスカルプエッセンスを徹底的にレビューします!

「株式会社エスロッソ」という名前は聞いたことがなくても、育毛サプリメントの「Growth Project. BOSTON」という名前は聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
それもそのはず、BOSTONは育毛サプリメントとしては圧倒的な人気を誇ります。
累計出荷本数150,000本の大ヒット商品です。
そのBOSTONブランドから、満を持して発売された育毛剤が「BOSTONスカルプエッセンス」なのです。
BOSTONの名を冠する育毛剤だから、否が応でも期待してしまいます。
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目次
BOSTONスカルプエッセンスの気になるポイントをチェック
育毛サプリメントとしての実績は十分のBOSTON
育毛剤としてはどうなのか? 実際にBOSTONスカルプエッセンスを使う上で気になる点を詳しく確認してみました。
育毛剤と分からないように届けてくれるか?
家族と同居している場合、どういう風に届くかは気になりますよね。
梱包のダンボールや伝票に「育毛剤」と分かるような記載があると、一発で育毛剤を買ったとバレてしまいます。
一人暮らしであっても、配達員に商品が育毛剤と分かるのは避けたいところです。
BOSTONスカルプエッセンスの場合はどうだったかというと、「問題なし」です。
誰にも育毛剤だとはバレません。
ダンボールは無地で、伝票の商品名には何も記載されていませんでした。
それだけでも十分なのですが、BOSTONスカルプエッセンスは、なんと営業所止めも利用できます。
私の場合は念のため、営業所止めまで利用しました。
注文時に、営業所止めを希望したので、家族の誰にも注文したことさえ気づかれずに済みました。
(私の場合は、近所に佐川急便の営業所があったのでラッキーでした)
匂いは付いている?
匂いは付いています。
柑橘系の香りがします。
育毛剤に極端に鼻を近づけると、すこし薬品のような匂いがしますが、普通に使う分には気にならないと思います。
頭皮に付けたあと、しばらくすると匂いはなくなるので、匂いに極端に過敏な人でなければ問題ありません。
手に取ったときにべたつく?
BOSTONスカルプエッセンスの液体は、少し粘り気があります。
トロリと垂れる感じです。
べたつき自体は育毛剤を塗った後、頭皮マッサージをしているとほとんどなくなりますが、人によっては気になるかもしれません。
頭皮への塗り方は?
容器のふたがスポイトになっているので、そのスポイトを使います。
スポイトで育毛剤を吸い上げて、頭皮の気になる部分へ塗布します。
ここでポイントになるのが、上で書いた液体の粘性です。
BOSTONスカルプエッセンスは、スポイトから頭皮に液体を出したときに、粘り気があるので垂れません。
べたつきのない育毛剤の場合、頭皮に付けたあと、すぐに指を使って広げないと垂れてきますが、BOSTONスカルプエッセンスの場合、そのようなことはありません。
粘り気のおかげで、しっかりと頭皮に塗りこむことができるので、私は粘り気があったほうがいいと思っています。
頭皮に塗ると、どういう感じがする?
BOSTONスカルプエッセンスを頭皮に塗ると、スースーとした爽快感があります。
頭皮だけではなく、毛根が刺激されているような感じがありました。
毛根への刺激は、おそらくピディオキシジルの頭皮高吸収効率によるものだと思います。
色は付いている?
液体は無色透明です。
BOSTONスカルプエッセンスの凄いところ
BOSTONスカルプエッセンスが凄いのは、キャピキシル配合の育毛剤でありながら、さらにピディオキシジルやフラーレンといった強力な成分を配合しているということです。
ピディオキシジルやフラーレンは、それだけでも主役になれる成分ですが、それらが全部入っているのは驚くしかありません。
キャピキシルの効果と副作用
BOSTONスカルプエッセンスの主要成分がキャピキシルです。
キャピキシルは2つの成分を合成した成分です。
ひとつは「アセチルテトラペプチド-3」で、もうひとつは「アカツメクサ花エキス」です。
「アセチルテトラペプチド-3」は原料メーカーの実験により、ミノキシジルの3倍の発毛効果があるという結果が公表されています。
ミノキシジルは、これまでに最も発毛効果があるといわれていた成分です。
キャピキシル(アセチルテトラペプチド-3)は、その3倍の効果があるというのですから、驚きです。
「アカツメクサ花エキス」は、抜け毛予防に効果を発揮する成分です。
アカツメクサ花エキスには、抜け毛の原因となる5αリダクターゼを抑制する効果があります。
これはミノキシジルには無い効果です。
つまり、キャピキシルは発毛においてミノキシジルの3倍の効果を持っているだけではなく、ミノキシジルが持っていない脱毛予防の効果を持っている成分なのです。
キャピキシルは攻めと守りの両方を兼ね備えた理想的な育毛成分といえます。
また、キャピキシルを構成する「アセチルテトラペプチド-3」と「アカツメクサ花エキス」は天然由来の成分なので、医薬品のような副作用はありません。
そのため、安心して使うことができます。
BOSTONスカルプエッセンスはキャピキシルを5.0%配合しています。
キャピキシルは原料メーカーの推奨配合濃度が、3.0%~5.0%となっています。
つまり、BOSTONスカルプエッセンスはキャピキシルを推奨濃度の限界まで配合しているということになります。
ミノキシジル誘導体、ピディオキシジルの衝撃
BOSTONスカルプエッセンスはキャピキシルだけでなく、ピディオキシジルも配合されています。
ピディオキシジルは、単体でも育毛成分として主役を張れるほどの効果を持っている成分です。
実際に、ピディオキシジルは、まつ毛美容液の主要成分として使われています。
ピディオキシジル配合のまつ毛美容液は、@コスメなどの口コミサイトで「まつげが伸びる」とかなりの好評価を得ているところからも、その効果をうかがい知ることができます。
ピディオキシジルの効果は、ミノキシジルに起因しています。
ピディオキシジルはミノキシジルの誘導体で、ミノキシジルに非常によく似た構造式を持っています。
「誘導体」というのは、ある成分を少しだけ変化させて作り出した別の成分のことです。
つまり、ピディオキシジルはミノキシジルを母体として作られた成分なのです。
ミノキシジルとの一番の違いは、ピディオキシジルには副作用がないという点です。
ミノキシジルの発毛効果は医学的に確認されていますが、一定の確率で副作用が出るという問題もありました。
その問題を解消するために作られたのがピディオキシジルです。
BOSTONスカルプエッセンスには、ピディオキシジルが1.5%配合されています。
ノーベル賞受賞成分フラーレン
キャピキシルにピディオキシジルだけでも満足しそうなところですが、BOSTONスカルプエッセンスは、さらにノーベル賞受賞成分である「フラーレン」まで配合しています。
さすがBOSTONの名前を持つだけあって、妥協することを知りません。
フラーレンは、ビタミンCの170倍の抗酸化力を持っています。
抗酸化力とは、肌が老化する原因となる活性酸素を取り除いてくれる力のことです。
活性酵素は、メラミンの増加や皮脂の酸化を引き起こす酵素で、結果として肌を老化させます。
身近なところでは、紫外線を浴びると、活性酵素が発生します。
フラーレンは、有害な影響を与える種類の活性酵素のほとんどを吸収・消去して無害化してくれます。
そのため、最近では高級化粧品にもよく配合されるようになっています。
BOSTONスカルプエッセンスは、フラーレンを配合することで頭皮へのダメージを最小限に抑えます。
外出することが多い人にとってはピッタリの育毛剤です。
BOSTONスカルプエッセンスのデメリットは?
スポイトに目盛りがついていない
BOSTONスカルプエッセンスは、スポイトを使って容器から育毛剤を取るのですが、そのスポイトに目盛りがついていません。
以前使っていたDeeper3Dは、BOSTONスカルプエッセンスと同じくスポイトを使うタイプの容器だったのですが、スポイトに0.5mlと1.0mlの目盛りが付いていました。
そのため、Deeper3Dは1回に使用する量が正確に測れるというメリットがあったのですが、スポイトに目盛りのないBOSTONスカルプエッセンスは1回に使用する量がまちまちになりやすいという欠点があります。
Deeper3Dよりも後から発売されたのですから、この点はDeeper3Dを見習ってほしいところです。
ちなみに私は1回分を正確に測りたかったので、スポイトに自分で目盛りを書いてしまいました(笑)
スポイトは扱いが難しい
また、スポイトタイプは慣れないうちは取り扱いが難しいという欠点があります。
スポイトで吸い上げるのは簡単にできるのですが、問題は頭皮に塗るときです。
このとき、スポイトの先を頭皮に直接つけてはいけません。
なぜなら、スポイトは容器のふたにくっついているので、使い終わったら容器に戻します。
そのため、スポイトに頭皮の油などが付いてしまうと、育毛剤にそれらが混ざってしまい、衛生上良くない状態となってしまいます。
そうならないように、頭皮から少し浮かせた状態でスポイトから液を出す必要があります。
これが意外と難しいのです。
片方の手で髪を掻き分けながら、もう片方の手でスポイトから育毛剤を出すことになるのですが、頭皮から離れすぎると狙ったところに付けれないばかりか、大部分が髪の毛についてしまったりします。
かと言って、近づけすぎるとスポイトの先が頭皮についてしまったり、髪の毛についてしまったりします。
慣れれば問題ないのですが、慣れるまではストレスがたまるかもしれません。
私が不器用なだけという噂もありますが(笑)
仮にスポイトが汚れてしまった場合は、石鹸などで洗えばいいので、あまり神経質にならなくてもいいです。
育毛剤の常識を変えた育毛剤!
BOSTONスカルプエッセンスは、育毛剤の常識を2つ変えた育毛剤です。
キャピキシル配合の育毛剤は長らくDeeper3DとTHE SCALP 5.0Cが2強として存在していました。
そこに第3のキャピキシル配合育毛剤として登場したのが、BOSTONスカルプエッセンスでした。
正直、Deeper3DとTHE SCALP 5.0Cを超える育毛剤はしばらく出ないだろうなと思っていたところに、キャピキシル×ピディオキシジルという武器を引っさげて現れたものだから、その登場は衝撃でした。
まさか主役となる成分をダブルで配合するとは、これまでの育毛剤の常識からは考えられなかったことです。
BOSTONスカルプエッセンスをきっかけに、キャピキシル×ピディオキシジルがスタンダードになる可能性もあります。
もうひとつが、育毛剤の手触りです。
これまでの育毛剤は、いかに育毛剤の粘り気をなくして、サラサラな液体にするかを目標にしていました。
しかしBOSTONスカルプエッセンスは、あえて粘り気を付けるという、今までの常識ではありえないことをしています。
これが大正解!
私もBOSTONスカルプエッセンスを使うまでは、育毛剤はサラサラでベタつかないほうがいいと思っていたのですが、BOSTONスカルプエッセンスを使ってから考えが変わりました。

しかし、BOSTONスカルプエッセンスはそのようなことはありません。
液体に適度に粘り気があるため、頭皮から育毛剤が滑って落ちることがないのです。
指で伸ばしているときの感覚も、これまでの育毛剤は手触りがないので、単に伸ばしているだけになっていたのが、BOSTONスカルプエッセンスはトロリとしているため、育毛成分をしっかりと頭皮に塗りこんでいるような感じになります。
私はこの感覚を味わってしまってからというもの、これまでのサラサラとした液体の育毛剤では物足りなくなってしまいました。
2017/04/08