キャピキシル育毛剤の副作用、安全性を徹底調査!

長く使う育毛剤だからこそ、副作用などの安全性は気になるところですよね。
そこで、製造している場所や使用している成分(添加物)から、安全性を比較しました。
比較する前に理解してもらいたいことがあります。
おすすめしている4本のキャピキシル育毛剤は、すべて安全である、ということです。
安全性に疑問がある育毛剤は、そもそもおすすめしていません。
なので、基本的には4本のうち、どの育毛剤を選んでも、あなたの健康が脅かされることはありません。
例えば、野菜。
スーパーで販売している野菜は、安全でしょうか?
ほとんどの人は「安全だ」と答えると思います。
しかし、より高い安全を求めるのであれば、無農薬野菜という選択があります。
確かに無農薬野菜は安全ですが、だからといってスーパーで販売している野菜が危険なわけではありません。
育毛剤もそれと同じです。
安全であることは前提として、さらに高いレベルで安全を求める人にとって有益となる情報を、各育毛剤を比較することによって提供します。
目次
より安全性が高い育毛剤は?
紹介している4本のキャピキシル育毛剤は、すべて安全性に問題はありません。
ミノキシジルなど医薬品に比べると、ずっと安全であることは疑いようがありません。
実際、副作用などの大きな問題を引き起こす可能性はほとんどありません。
高い安全性をもつキャピキシル育毛剤同士の比較になりましたが、わずかながらに差がありました。
THE SCALP 5.0C(ザスカルプ5.0C)

添加物(旧表示指定成分)、メントールは配合されていません。
もちろん、キャピキシルによる副作用もありません。
最大限、安全性に配慮した育毛剤と言えるでしょう。

BOSTONスカルプエッセンス

添加物(旧表示指定成分)は含まれていません。
メントールが配合されていますが、頭皮に傷などがある場合を除いて、問題になることはないでしょう。
キャピキシルによる副作用もありません。

フィンジア (FINJIA)

フィンジアに含まれる「トウガラシ果実エキス」は、旧表示指定成分ですが、育毛効果のためにあえて配合されていて、まず問題になることはないでしょう。
メントールも含まれていますが、頭皮に傷などがある場合を除いて、問題にはなりません。
キャピキシルによる副作用もありません。

Deeper3D

添加物(旧表示指定成分)である「トウガラシキス」が配合されていますが、育毛効果のある成分であり、ほとんど問題になることはありません。
メントールが配合されていますが、頭皮に傷などがある場合を除いて、問題になることはないでしょう。
キャピキシルによる副作用もありません。

さて、次からは各項目の詳しいデータをご紹介します。
キャピキシルの安全性、副作用は?
4本とも共通に含まれているキャピキシルですが、その安全性はどうでしょうか?
これまで効果のある育毛剤されてきたのは、「ミノキシジル」や「フィナステリド(プロペシア)」などの医薬品です。
これらの医薬品には副作用があります。
- ミノキシジル・・・頭皮のかゆみ、むくみ、頭痛、倦怠感など
- フィナステリド・・・性欲減退、勃起不全、じんましん、肝臓への負担など
「ミノキシジル」と「フィナステリド」はどちらも元々は育毛のために作られた薬ではありません。
「ミノキシジル」は高血圧症の治療のために開発された薬です。
「フィナステリド」は前立腺肥大の治療薬として開発された薬です。
これらの医薬品を使うということは、身体に対して相応の負担をかけることを意味します。
一方、キャピキシルは天然成分由来の発毛成分なので、これら医薬品のような副作用がありません。
これまで副作用のため「ミノキシジル」や「フィナステリド(プロペシア)」を使用することができなかった方でも、安心して使用することができます。
製造している場所(国)は?
見落としがちですが、製造している国は安全性に直結します。
衣類などは中国やマレーシアなどの海外での製造がかなりの割合を占めています。
しかし、化粧品や医薬品はいまだに日本国内での製造がほとんどです。
いくら中国などが発展したといっても、品質面においては日本に一日の長があります。
口に入れたり、身体につけたりする商品は「MAID IN JAPAN」のほうが安心できますよね。

日本国内の工場で生産されています。

日本国内の工場で生産されています。

日本国内の工場で生産されています。

日本国内の工場で生産されています。
4本とも日本国内の工場で生産されています。
製造品質に関しては、どの育毛剤も問題ないといえます。
添加物(旧表示指定成分)が含まれているか?
それぞれのキャピキシル育毛剤に含まれる添加物を比較します。
ここでは、「旧表示指定成分」が含まれているかをチェックします。
「旧表示指定成分」とは、旧厚生労働省が定めた、体質によってアレルギーなどの皮膚トラブルを起こす恐れのある成分のことです。
以前はこれらの表示が義務づけられていましたが、2001年以降は廃止され、その代わりに全ての成分表示が義務化されました。
全ての成分が表示されるようになったのは良いことなのですが、逆に何が皮膚トラブルを起こす成分なのか、分かりにくくなってしまいました。
そこで「旧表示指定成分」が含まれていないかをチェックしてみました。
「旧表示指定成分」は102種類の原料に香料を加えた合計103種類があるのですが、すべてを書き出すと分かりづらくなってしまうので、分類分けして表示しています。
フィンジア | BOSTON スカルプエッセンス | Deeper 3D | THE SCALP 5.0C | |
---|---|---|---|---|
殺菌・防腐剤 | ー | ー | ー | ー |
合成界面活性剤 | ー | ー | ー | ー |
アルカリ剤 | ー | ー | ー | ー |
酵素類 | ー | ー | ー | ー |
保湿剤 | ー | ー | ー | ー |
皮膜剤 | ー | ー | ー | ー |
油分補給剤・皮膚軟化材 | ー | ー | ー | ー |
収れん剤 | ー | ー | ー | ー |
乳化剤 | ー | ー | ー | ー |
金属イオン封鎖剤 | ー | ー | ー | ー |
紫外線吸収剤 | ー | ー | ー | ー |
酸化防止剤 | ー | ー | ー | ー |
ホルモン類 | ー | ー | ー | ー |
抗ヒスタミン剤・消炎剤 | ー | ー | ー | ー |
毛根刺激剤 | トウガラシ果実エキス | ー | トウガラシエキス | ー |
染毛剤 | ー | ー | ー | ー |
色材・色素 | ー | ー | ー | ー |
「フィンジア」と「Deeper3D」に含まれるトウガラシ果実エキス/トウガラシエキス(旧表示指定成分での表示名称はトウガラシチンキ)のみ、「旧表示指定成分」にリストアップされていました。
トウガラシエキスは、シャンプーやリンスなどに用いられたりします。
血管を広げて血液の流れを良くする、炎症を鎮めたり痛みを抑えたりする効果がありますが、刺激が少しあります。
「旧表示指定成分」に載っているからといって直ちに問題になるわけではありません。
現に、「Deeper3D」の公式サイトには、トウガラシエキスについて次のように説明されています。
唐辛子にはカプサイシンという成分が含まれており、この成分が、頭皮を刺激することで頭皮に「CGRP」と言う物質が放出され、このCGRPが成長因子を活性化するため育毛効果に期待出来る。頭皮の血行を促進する効果もある。
カプサイシンには知覚神経を刺激する効果があり、知覚神経が刺激されるとIGF-1(成長因子)の産生が促進され毛髪の成長を促進する。
トウガラシエキスに含まれるカプサイシンと、Deeperオリジナル成分21:ダイズ種子エキスに含まれるイソフラボンは互いに作用し合い知覚神経を刺激し、毛母細胞·毛乳頭を活性化する働きがあることが知られている。
育毛にいい影響を及ぼす成分であることは間違いないので、使ってみて刺激が強すぎたり、ヒリヒリすることがなければ気にする必要はないでしょう。
私が「フィンジア」を使ったときは、頭皮がほんのりとした温かさに包まれて、刺激よりも優しさを感じたほどです。
「BOSTONスカルプエッセンス」、「THE SCALP 5.0C」は、「旧表示指定成分」に指定されている成分は使用していませんでした。
メントールについて
最後に、「メントール」について確認しました。
メントールは「旧表示指定成分」ではありませんが、皮膚が弱い方や敏感肌の方はまれに「かぶれ」を起こす可能性があります。
「唇のカサカサを治すためにリップクリームを塗っていたら、余計に荒れてしまった」という話をよく聞きますが、その原因がリップクリームに含まれるメントールによるケースが多数あります。
メントールは皮膚に付けるとスースーとした爽快感、清涼感を与えてくれますが、それが刺激になって肌が荒れることもあるのです。
ほとんどの場合は問題ありませんが、元々荒れている肌や傷のある肌に付けてしまうと悪影響を及ぼす場合があります。

メントール配合です。

メントール配合です。

メントール配合です。

メントールは使っていません。
安全性、副作用のまとめ
これまで結果を表としてまとめました。
気にすべき個所を赤字として表示してあります。
フィンジア | BOSTON スカルプエッセンス | Deeper 3D | THE SCALP 5.0C | |
---|---|---|---|---|
製造国 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 |
添加物 (旧表示指定成分) | トウガラシ果実エキス | なし | トウガラシエキス | なし |
メントール | 含んでいる | 含んでいる | 含んでいる | 含んでいない |
4本とも安全性が脅かされるような成分は含まれていません。
かなり安全性、副作用に気を付けて作っているのが分かります。
かなりレベルの高い争いでしたが、なかでも「旧表示指定成分」と「メントール」が含まれていない「THE SCALP 5.0C」を安全性No.1としたいと思います。
※安全性、副作用に関して質問を随時受け付けています。この成分は問題ないの?などのご質問がありましたら、お問い合わせフォームよりお願いします!
2018/10/07