【ガチンコ比較!】 Deeper3D v.s. フィンジア おすすめはどっち?

キャピキシルが配合された育毛剤として、どちらも評価の高いDeeper3Dとフィンジアですが、本当はどちらが「買い」なのでしょうか?
Deeper3Dは、スカルプエッセンスとして日本で初めてキャピキシルを配合したキャピキシルのパイオニアです。
一方、フィンジアは2015年夏に発売されたばかりの最新のキャピキシル配合育毛剤です。
ある意味、キャピキシル配合育毛剤の新旧対決とも言えます。
手加減なしのガチンコ比較をします!
目次
公式サイトの案内
最初にDeeper3Dとフィンジアの公式サイトを案内しておきます。
ガチンコ比較の途中で公式サイトを確認したくなったときに使ってください。
配合成分と育毛効果
Deeper3Dとフィンジアは、ともにキャピキシルが配合されていますが、その他の成分は全くと言っていいほど異なります。
配合されている成分を、攻め(発毛促進)と守り(脱毛予防)に分けて分析します。
攻め(発毛促進)の成分
キャピキシルの配合濃度
キャピキシルの配合濃度は、Deeper3D、フィンジアともに「5.0%」です。
これはキャピキシルの原料メーカーであるLUCAS MEYER COSMETICS社の推奨配合濃度の最大値です。
どちらの育毛剤もキャピキシルに関しては最も効果が得られる状態と言えます。
Deeper3D:8種の成長因子
Deeper3Dの発毛促進成分と言えば、何といっても8種の成長因子(グロースファクター)でしょう。
成長因子は、一言でいうと「細胞分裂を活発にして新たな細胞を生み出す効果」があります。
Deeper3Dは、キャピキシル配合育毛剤としては最も多くの成長因子を配合しています。
特筆すべきは「ヒトオリゴペプチド-5(KGF)」という成長因子です。
KGFは別名「発毛促進因子」と呼ばれていて、毛髪再生医療の最新治療に活かされています。
フィンジア:ピディオキシジル
フィンジアは、ミノキシジルの誘導体であるピディオキシジルを配合しています。
誘導体とは、ある成分を母体にして、酸化、還元、原子の導入や置換など、母体の分子構造や性質を大幅に変えない程度の改良がなされた化合物のことです。
ミノキシジルはリアップx5に配合されている発毛成分で、非常に効果があると言われていますが、副作用が出るという弱点がありました。
ピディオキシジルは、そのミノキシジルを母体として、ミノキシジルの副作用を無くすための改良がなされた誘導体です。
フィンジアはスカルプエッセンスとして、ピディオキシジルを最も高い濃度で配合しています(2.0%配合)。

ピディオキシジルは単体でも発毛促進成分として十分な効果を持っています。
成長因子は発毛促進を補助する成分としては申し分ないのですが、ピディオキシジルに比べると見劣りがしてしまいます。
攻めの成分に関しては、キャピキシルとピディオキシジルという2大発毛促進成分を配合しているフィンジアに軍配が上がります。
守り(脱毛予防)の成分
脱毛の一番の原因は5αリダクターゼです。
5αリダクターゼが男性ホルモンに作用して、ジヒドロテストステロンを生み出した結果、脱毛が起こります。
キャピキシルは、アカツメクサ花エキスが5αリダクターゼをブロックすることによって脱毛予防の効果があります。
キャピキシル以外に5αリダクターゼをブロックする成分があるかが脱毛予防の鍵となります。

一方、Deeper3Dにはキャピキシル以外に5αリダクターゼをブロックする成分は含まれていません。
そのため、守りに関してもフィンジアの勝利となります。
副作用と安全性
続いて副作用と安全性について見ていきます。
まず、副作用についてはミノキシジルやプロペシアのような医薬品を含んでいないため、Deeper3D、フィンジアともにありません。
安全性の品質面に関しても、どちらも日本国内の工場で製造されているので問題はありません。
刺激物
Deeper3Dとフィンジアはともに頭皮を刺激するメントールとトウガラシエキスが配合されています。
メントールもトウガラシエキスも血管を広げて血液の流れを良くする、炎症を鎮めたり痛みを抑えたりする効果があります。
基本的に安全性に問題のある成分ではないので、使ってみて刺激が強すぎたり、ヒリヒリすることがなければ気にする必要はないでしょう。

価格、コスパ
Deeper3D、フィンジアともに、1本で1ヶ月が標準の使用量です。
1ヶ月あたり、1日あたりのコストを比較します。
フィンジア | Deeper 3D | |
---|---|---|
一ヶ月あたり | 9,980円 (定期コース) | 13,860円 (単品購入) |
一日あたり | 322円 | 447円 |
一日差額 | ー | 125円 |
一ヶ月差額 | ー | 3,880円 |
フィンジアのほうが1日あたり「125円」、1ヶ月あたり「3,880円」も安いという結果が出ました。
Deeper3Dには定期コースがない代わりにセット販売があります。
1本当たりが最も安く買えるのは6本セットです。
せっかくなのでDeeper3Dを6本セットで買った場合を比較してみましょう。
フィンジア | Deeper 3D | |
---|---|---|
一ヶ月あたり | 9,980円 (定期コース) | 10,212円 (6本セット) |
一日あたり | 322円 | 329円 |
一日差額 | ー | 7円 |
一ヶ月差額 | ー | 232円 |
一度に支払う金額 | 9,980円 | 61,270円 |
Deeper3Dは6本セットにしてようやくフィンジアと同レベルになりました。
しかし、注意すべき点は一度に支払う金額が非常に高額になってしまうという点です。
Deeper3Dの6本セットは「61,270円」です。
Deeper3Dは一本でも開封してしまうと、残りが未開封でも返品はできません。
つまり6本を必ず使うという前提でなければ買えませんね。
一方フィンジアの定期コースは、1本だけ注文して、すぐに中止することが可能です。
しかも定期コースでも30日間の返金保証があるので、お試し利用しやすいです。

使いやすさ、塗りやすさ
育毛剤の使い勝手はどうでしょうか?
毎日使うものだから使いやすい、塗りやすいほうがいいですよね。
Deeper3D:スポイトタイプで容量が分かりやすい
Deeper3Dは容器のふたにスポイトが付いています。
スポイトで1回分の量を吸い上げて、頭皮に塗布します。
スポイトには0.5mlと1.0mlの目盛りが付いていて、1回分に使う量が正確にはかれるところが素晴らしいです。
ただし、気になる点としては、液体がサラサラしているため、同じ個所にたくさんつけると、頭皮から液体が額や耳のほうに落ちてきてしまうことがあります。
また、スポイトは使った後に容器に戻すため、スポイトの先を頭皮に触れてはいけないという注意点があります。
慣れるまでは結構面倒です。
フィンジア:スプレータイプで手軽に塗れる
フィンジアの容器はスプレータイプです。
スプレーといっても拡散するタイプではなく、液体がレーザーのようにピンポイントで出るので気になるところにダイレクトに付けることができます。
結構スプレーの勢いがあるので、少し頭皮から離した場所から付けないと跳ね返りがあります。
液体はベタつきはないですが、Deeper3Dほどサラサラはしていないので、同じところに何度も噴射しない限りは垂れてくることはありません。
スプレータイプのフィンジアは、スポイトタイプのDeeper3Dに比べると遥かに手軽に塗れます。

使用感
最後に育毛剤の使用感を比較します。
手触りや、色、匂い、付けてみたときの感じがどうなのかをチェックしました。
手触り
Deeper3Dは水のようにサラサラした液体です。
フィンジアはDeeper3Dほどサラサラはしていませんがベタつきはありません。
どちらでも気になることはないと思います。
色
Deeper3Dの液体は、育毛剤としては珍しくピンク色をしています。
このピンク色は着色料ではなく、「赤いビタミン」と呼ばれるシアノコバラミン(ビタミンB12)由来のものです。
フィンジアは無色透明です。
匂い
Deeper3Dは柑橘系の匂いがあります。
容器に直接鼻を近づけるとハッカのような匂いがしました。
フィンジアはDeeper3Dほどではありませんが、匂いがあります。
無香料の汗拭きシートのような匂いなので、まず気にならないと思います。
塗った後の感覚
Deeper3Dは、塗った後に頭皮がスースーする感覚があります。
フィンジアは、塗った後にほんのりと温かくなるような感覚があります。
さらに頭皮の内側でじわじわとした感覚もあり、頭皮に効いている実感はDeeper3Dよりも圧倒的にあります。
使用感に関しては個人の好みの部分が大きいですが、私は塗った後の実感が圧倒的なフィンジアが好みです。

ガチンコ比較の勝敗!
それでは、最終的な勝敗の発表です!
これまで読んできてうすうす気づいていると思いますが……

手加減なしで比較した結果、安全性以外はすべてフィンジアのほうが上回っていました。
安全性に関しても引き分けなので、実質的にDeeper3Dがフィンジアよりもいい点がないということになってしまいました……。
以前愛用していたDeeper3Dには申し訳ないですが、当サイトとしては、Deeper3Dとフィンジアなら、フィンジアが「買い」で間違いありません!
2017/04/08